【Premiere Rush】iPhoneでもAE/AFのロックが出来るんです!

こんにちは,masART STUDIOのカワグチです。

皆さま,iPhoneを左右に振りながら動画を撮影したり,下から上に見上げるように動画を撮影したりすると,突然ピントが大きく外れたりピントが合ったりを繰り返した経験はありませんか。これは,被写体の角度や位置が変わったときに,iPhoneが一生懸命ピントを合わせようとした結果です。

自働的にピントを追ってくれるのは便利な機能ですが,絶えずピントを合わせを繰り返すため,場合によってはムニュムニュとした気持悪い動画になってしまいます。この記事では、この問題を解決する方法を探っていきます。

この記事について

本稿は,masART Blog(2019年12月8日)に投稿された記事を再編集したものです。

目次

AEロックとAFロック

一眼レフカメラや,一部のコンパクトカメラには,シャッターボタンを半押しすると露出やピントを固定する機能があります。「AEロック」「フォーカスロック(AFロック)」と呼ばれている機能です。この機能を使用することで,画面の中央で露出とピントを固定してから,ゆっくりと構図を決めることができます。「AE」と「AF」を日本語にすると,AE(Automatic Exposure)は自働露出,AF(Autofocus)は自働焦点になります。こんにちでは「自働露出」や「自働焦点」よりも,「AE」や「AF」の方が一般的ですね。

iPhoneで「AE/AFロック」をする方法

実は「AEロック」「AFロック」の機能は,iPhone7の標準カメラアプリでも使用することが出来ます。カメラアプリを起動してピントを合わせたい場所を画面上でタップすると,黄色い四角形(フォーカスエリア)が表示されます。露出とピントを固定したい場合は,そのまま「AE/AFロック」という文字が出てくるまで画面を押し続けてください。

同様のことは,iOS版のAdobe Premiere Rushのカメラ機能(動画撮影)でも使用できます。iOS版のPremiere Rushは動画編集だけでなく,撮影もできるんですね。Premiere Rushのカメラを起動すると,画面の右側の「自働」と「プロ」のスイッチがありますので,「プロ」を選択してください。画面中央にある丸が露出,四角がピントです。この丸や四角が白い場合,ロックが解除された状態です。双方ともタップするこでロックされます。ロックされると白から青に変わり,錠マークが表示されるので一目瞭然ですね。もう一度タップするとロックが解除されます。

AE/AFロックで撮影

ここからは,AE/AFをロックしていない場合と,ロックした場合の2本のサンプル動画を比較してみましょう。今回用意した動画は,比較しやすいように少し意地悪な条件で撮影しました。AFロックをしていない動画は,見事にピント合わせに迷っていますね。ロックをしていない動画の質は大きく損なっていますが,通常の撮影ではここまで酷くはならないかと思います。

AE/AF Unlock

AE/AF Lock

まとめ

この記事では,Premiere Rushのカメラ機能にてAE/AFをロックする方法と,それぞれのサンプル映像をご紹介しました。サンプル映像では,AE/AFをロックした方が良好な結果となりましたが,必ずしもAE/AFをロックした方が良好な結果になるとは限りません。時間とメモリに余裕があれば,「AE/AFのロックを解除した映像」「近景に露出・ピントを合わせた映像」「遠景に露出・ピントを合わせた映像」など,何パターンか撮影しておくと動画編集時の後悔が軽減するでしょう。

撮影した動画にピントの迷いがあり気持ち悪いと感じている方は,AE/AFロックを試してみてください。最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

1969年,東京生まれ。ライター。写真家。美術家。masART STUDIO主宰。東京の郊外を拠点に活動。Webメディアで執筆の傍ら,人工構造物をモチーフとしたフォトモンタージュ作品を制作する。目標は,ダイエットと,ITリテラシーを高めること。

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